● 作り方

1.  ミキサーまたはフードプロセッサーにはんぺんをちぎって入れ、溶いた卵と調味料をすべて加え、滑らかになるまで攪拌します。この時味見をしてお好みの甘さにしてください。

2.  フライパンに油を引き、①を流しいれて蓋をして中火で4～5分ほど、ひっくり返して弱火で2分ほど焼きます。竹串を指してみて生地が付いてこなければ焼き上がりです。

3.  広げた巻きすの上に②を置きます（焼き色が付いた方を上にします）

4.  手前に浅い切込みを1～2センチ間隔で4～5本入れて、冷めないうちにしっかり巻き、輪ゴムで両端をとめます。

5.  巻きすのままラップやビニール袋などでくるみ、台において冷ましておきます。

6.  お好みの幅に切り盛り付けたら出来上がりです。

冷蔵庫で保存すると4～5日は持ちますので、お正月前に作っておくと便利です。

● あっという間に伊達巻の栄養は？

伊達巻に含まれる食材の特徴を見てみましょう。

・コリンがたっぷりの卵

卵は完全栄養食と言われる食品で、たんぱく質が多く含まれ、その他にもビタミンやミネラルも豊富です。中でも脳の活性に役立つコリンが含まれているので、元気に過ごすために小さなお子様の時から幅広く食べてほしい食材です。他にも栄養がバランスよく含まれる食材ですので、料理のメインにもサブにも幅広く使えて、とても重宝します。

・はんぺん

ふんわりとした見た目と食感が魅力なのがはんぺんです。魚のすり身を原料とした練り物食品で、低脂質で消化が良いのが特徴です。そして、たんぱく質やカルシウム、DHA、EPAなども豊富に詰まったはんぺんは、味わいが良く栄養満点です。おでんだけでなく、おかずやおつまみにも重宝する食材です。はんぺんの食感が伊達巻をふっくらと仕上げてくれます。 　　

　　

・塩麹

塩と麹で作られた塩麹は、発酵してあるので塩味とうまみがまろやかで、調理にはピッタリの調味料です。市販でも買えますが、手作りすると更に美味しさがアップします。毎日の料理を簡単にしてくれるお助け調味料をいつも味方につけましょう。 　　

● まとめ

案外と簡単に作れる伊達巻には、たんぱく質などの栄養がたくさん含まれます。安心できる食材を選んで作って、そして美味しく食べて、成長や脳の働きのサポートに役立ててください。食材の丸ごとの栄養をいただいて、元気になりましょう。