● 作り方

1.　油以外の材料をすべて袋に入れてよく混ぜ合わせます。

2.　1で混ぜ合わせたものをナゲットの形に形成します。その時、手に油をつけるときれいに出来上がります。

3.　フライパンを熱して油を引き、②を入れて蓋をして、片面3分ずつ弱火でじっくり焼きます。

味は塩の代わりにカレー味や味噌味にしても美味しくいただけます。

● 大豆ナゲットの栄養は？

大豆ナゲットに含まれる食材の特徴を見てみましょう。

・たんぱく質がたっぷりの鶏肉

鶏肉は、調理がしやすい身近な食材で、たんぱく質がたくさん含まれています。たんぱく質は、体の細胞を作り成長をサポートする大切な栄養素ですが、脳細胞そのものを作り、情報伝達を促すなど、脳がしっかりと働くためになくてはならない栄養素でもあります。
やる気を出してくれるドーパミンや気持ちをリラックスさせるセロトニンなどの神経伝達物質は、たんぱく質の最小単位のアミノ酸からできています。そのためタンパク質が不足すると、神経伝達物質が脳内で作られず働きも鈍くなってしまいます。考え事がうまくまとまらない、知らず知らずのうちにぼーっとしてしまうと感じる時には、タンパク質不足による神経伝達物質の鈍化で、集中力や思考力が低下している可能性があります。
良質なたんぱく質を充分に摂りましょう。

・コリンが含まれる大豆

コリンは、水溶性のビタミンですが、記憶力を高めるなど脳機能に必要な栄養素として注目されています。またコリンは、記憶や学習に強く関係している神経伝達物質「アセチルコリン」のもとになる物質です。脳内のアセチルコリン濃度は記憶保持や脳機能向上を左右し、脳の記憶形成を助ける働きがあると言われています。その他にもコリンには肝機能を高める、動脈硬化を予防する、血圧を下げるなどの効果も期待できます。
他にもたんぱく質や鉄分、ミネラルや食物繊維などバランスよく栄養が含まれ、大豆を丸ごといただくことでたくさんの栄養を一度に摂取できますので、大豆を上手に利用して健康と元気に役立てましょう。

● まとめ

大豆ナゲットには、たんぱく質やコリンがたくさん含まれるので、成長や脳の働きをサポートするにはピッタリのおかずです。カレー粉で味を変えるとまたさらに美味しく頂けます。作り置きしておいて、ソーセージ代わりに焼いたり、チャーハンに混ぜたり、サラダの具材として使ったりしてもいただけます。食材丸ごとの栄養をいただいて、元気になりましょう。

アレンジが簡単にできますので、いろいろな味で試してみてください。
皆様の笑顔を応援します！